tomatoman What's happened

インフォメーション
タイトル : tomatoman What's happened
日 程 : 2026年2月20日(金) –2月23日(月)
時 間 : 10:00–18:00
展示作家: 丸井花穂
入場料 : 無料
会場:Artist-in-Residence 賀茂なす
〒600-8375
京都府京都市下京区下長福寺町276(酒とこおり ばんくす 2F)
本展について
AIR賀茂なすでは、ARTISTS FAIR KYOTO 2026 サテライトとして、丸井花穂の個展を開催致します。
はじめに言葉が当て込まない。秩序立つ論理の世界からはみ出た有象無象のイメージを産出し続ける丸井花穂。模造紙の上に走らせたドローイングの跡先からは、地下で連絡し合う菌糸体のように複数のキャラが蠢き笑う。その紙上の光景を俯瞰して見ると、ヒエロニムス・ボスが描くキッチュな庭園のさまを彷彿とさせるが、丸井のそれは脈絡が感じられない断片的なイメージを同一の空間に撒き散らすため、普遍化した大きな物語やプラットフォームに回収されない個々人の主体の下に回復された寓話や物語を立ち上げる。ドローイングからカンバスに移植されたオイルの種々は、ぷっくりとした紅い実を結び私たちの瞳に落ちる。
いわば生きる柔軟性がここに開かれる。時間的な無理を強いられながら日々プロジェクトに従事する傍らに、定量化された時計では測ることのできない時間が私たちの身体に持続している。そんな本性のノリを具体化してみせる本展覧会「tomatoman What's happened」は、誘発していく出来事のリズムに鑑賞者は頭を揺さぶられながら、自らの経験が構築したカテゴライズから逸脱せざるをえないだろう。アフリカの草ビロードに宿る人間の作為を感じさせない作風から影響を受けた意図を持たない作品群は、かつてメソポタミアの羊飼いが星々を繋げてみせたように鑑賞者が思わず点と点を結ぶファンタジーの制作者に変容する。
キュレーター:谷口雄基
丸井花穂 MARUI Kaho
1997年兵庫県出身。京都と大阪を拠点に活動。2024年京都芸術大学大学院美術工芸領域油画専攻修了。主な展覧会に「花ガアル」(Bar Galaxy 銀河系、2025、京都)、「リテラルコリジョンズ/文字通りの衝突」 (半兵衛麩ビル2階 ホール Keiryu、2025、京都)、「the Search for God」(同時代ギャラリー、2024、京都)、「そのこえはもっととおくからくる」(AIR 大原Gallery、2024、京都)、「ARTISTS'FAIR KYOTO 2024」(京都国立博物館、2024、京都)などがある。
ご来場の際に
2F展示スペースが定員に達した場合はお待ち頂く可能性もございます。事前にご了承ください。
会場には専用の駐車場、駐輪場をご用意しておりません。
お車でお越しの際は、お近くのコインパーキング等のご利用をお願いしております。ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。